月夜のうさぎのポスクロ日記

ポストカードで世界旅行。ポスクロ記録

【ポスクロ】宮沢賢治とフィンランド

こんにちは。

久しぶりにオフィシャルのハガキを書いています。

 

引いたのは、フィンランドに住む女性。

映画や本が好きな方。

リクエストに、

映画の主人公や、童話、小説のカード

というのがあって何にしようか迷いながら、仕事帰りに寄った文具店で素敵なカードを見つけました。

 

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宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ 』のワンシーンを切り取った一枚。

 

私は宮沢賢治の独特な語り方が好きです。

 

宮沢賢治の思い出

宮沢賢治の有名な物語

『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』は

学生のころに読んだ思い出の本。

特に

『注文の多い料理店』は、私が学生だった頃、当時の国語の教科書に載っていて、

次はどうなるの?

というわくわくするような、

あれ?もしかして…

と、ちょっと怖くなるような、

そんな展開にぐいぐい引き込まれたお話で、その後何年経っても忘れることのない物語でした。

 

今回購入したおハガキには、『セロ弾きのゴーシュ』の一節がチェロの絵と共に書かれていて

ふと読んでしまうと、そのまま物語の世界に浸りたくなります。

 

有名なお話なので、読んだことのある方も多いでしょうが

ちょっとだけ、どんなお話なのかをご紹介。

 

セロ弾きのゴーシュ

主人公、ゴーシュは街の写真館で楽団のセロ(チェロ)を担当しています。

が、あまりうまいとは言えない腕前で

練習の時はいつも名指しで怒られてしまいます。

 

ある時、ゴーシュはセロを家に持ち帰り

夜遅くまでひとり練習していると、そこへ三毛猫がやってきて

ゴーシュにセロを弾いてほしいと頼むのです。

 

その日以降、毎晩毎晩、いろんな動物たちがゴーシュの家にやってきては

なにかと理由をつけてゴーシュのチェロを聴いていくのです。

 

そして数日後、町の音楽会。

演奏が終わった後のホールで、鳴り止まない拍手。

アンコールに応えるよう楽長から言われたゴーシュは、みんなにからかわれているのだと

開き直って1曲披露するのです。

その曲は、家にチェロを持ち帰りひとりで練習を始めた日の夜

入ってきた三毛猫に弾いた曲でした。

 

演奏が終わり、楽屋に戻ったゴーシュを

楽長はじめ、楽団の仲間は褒め称えます。

 

いつも怒られてばかりだったゴーシュは、その夜遅くに家に帰ると

いつかの夜、チェロを聴きに来て

ゴーシュの家の窓ガラスに何度も頭をぶつけ、窓から落ちたかっこうのことを思い出し

「あのときはすまなかったなあ」

と言うのでした。

 

カードをきっかけに

今回カードを送ったお相手さんは、日本語がわからない方なので

カードに書かれた日本語は読めないでしょうけれど

日本の童話に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

宮沢賢治の物語は、英訳されたものもあるので

この物語がどんな風に訳されているのか、勉強を兼ねて読んでみようかな

と思ったりもしています。

 

興味のある方はコチラから→宮沢賢治短編集(英訳版)

 

ポスクロで仲良くなった方たちと

お互いの国の有名な物語の話をいつか紹介出来るようになったらステキですよね。